レトルト食品とは

19世紀初頭、一人のフランス人食品加工業者により加熱殺菌を応用した缶びん詰法原理が考案され、以降食品の缶詰による加熱殺菌による貯蔵法が進化していきました。時の経過に伴い、フランスでレトルトの原型となる「オートクレーブ」も考案され、蒸気圧を利用したの「加圧加熱殺菌方法」がその形を整え、缶詰の殺菌方法として「レトルト」が利用されるようになったのは周知の事実です。なお「レトルト食品」という場合、缶詰やびん詰は含まれず、一般的な解釈としては、「耐熱性ある容器に食品を充填し、密封した後、圧力を加え加熱して殺菌を施した加工食品」とされている。日本農林規格(JAS)では「レトルトパウチ食品」と呼ばれ、「プラスチックフィルム若しくは金属箔、またはこれらを多層に合わせたものを袋状、その他の形状に成形した容器(気密性及び遮光性を有するものに限定)に調整済み食品を詰め、熱溶着により密封、加圧し加熱し殺菌したものをいう」と定義されている。「レトルト食品」の開発・研究は海外で始まりましたが、商業的に製品化が最初に行われたのはわが国においてであり、昭和44年(1969年)にパウチ詰めカレーが某食品工業から発売され、以降、各種商品化されるに至っています。現在でも、レトルトカレーが最も主要な商品ですが、最近多くなってきている品目としては、ソース等の調味料、スープなどへ及んでいます。更に、丼の素や雑炊・おかゆ類へとそのすそ野を広げています。

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